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焚き火の正しい処理の仕方とは?

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焚き火の正しい処理の仕方とは?

この記事は

  • 焚き火の処理方法について調べている人
  • 焚き火に興味がある人

に読んで頂きたいです。

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焚き火の正しい処理の仕方とは?

焚き火をした後の処理は、どうしていますか?

キャンプ場によっては焚き火後の処理方法が決まっている所もありますが、今回はどこで焚き火をしても守るべき基本的な正しい処理の仕方についてご紹介いたします。

焚き火の処理で大事な事

焚き火の正しい処理の仕方とは?_1

焚き火の処理でまず大前提に大事な事は『自然の持つ力で回復が可能な状態にする』ということです。

焚き火をすると灰や炭が残ります。

ゴミなどを一緒に燃やしてしまうと、その燃えカスも出ます。

また、地面が燃えて地面や芝が焦げてしまうこともあります。

ゴミが出たり、自然に何かしらダメージを与えてしまったときに自然にまた元通りの環境に戻る事ができるのかを考えながら自然の中で焚き火を楽しむことが重要です。

自然を楽しみにキャンプをしているのに、自ら自然を壊してしまうことをするのは本末転倒です。

きちんと基本的な正しい処理方法を行ってより良いアウトドアを楽しみましょう。

焚き火の処理方法

焚き火の正しい処理の仕方とは?_2

まず第一に、きちんとしっかり消火するという事は当たり前にやらなければならないことです。

その上で焚き火の後処理を行っていきましょう。

炭はできるだけ燃やし尽くす

炭は自然分解することができないため、自然環境に残ると半永久的に残ってしまうことになります。

ですから、焚き火への薪の投入は出発1時間前までにはストップさせなければなりません。

また、太い薪は燃え尽きるのに時間がかかるため2時間前を目安にストップしましょう。

それでも炭の欠片など燃え残ってしまったものがある場合は、小さなものであれば踏み潰したりスコップや石で叩いて細かく粉砕してしまいましょう。

残った炭は缶に入れて持ち帰る

大きな炭が残っているものを消し炭といい、次回の火起こしをする際に使用すると着火しやすくて重宝します。

フタ付きの大きめの金属缶を用意しておき、その中に大きく残った炭を入れていきます。

フタを軽くかぶせておくことで酸素がなくなり、火も完全に消えてしまいます。

ただし完全に消えていない炭を缶に入れると当然缶が熱くなってしまうので、素手で触らないように注意しておきましょう。

1~2時間放置しておくことで缶の温度も下がり、持ち運びしやすくなります。

また缶のフタをきっちり閉めてしまうと膨張して爆発してしまう可能性があるので、軽く乗せる程度にしておきましょう。

持ち帰って崩れてほとんど再利用できなくなった炭は燃えるゴミとして処分しましょう。

火消し壷という、炭の火を消す専用の壷も販売されています。

ちょうど良い缶もないから購入しよう、という方は火消し壷を買っておくと便利です。

片付け時に炭を燃えきるまで待つ時間がないときなどにはとても役に立ちます。

また、使い終わった炭や残った灰は一緒に缶や火消し壷に入れて持ち帰り、花や畑の肥料として再利用することができます。

花壇やプランター、畑に適度に撒けば病害虫や環境に対する抵抗力を草花につけてくれる役割や地温を温め生育を早めてくれる役割をしてくれます。

ただし、1年に1~2度パラパラと撒く程度で十分ですので、あまった炭や灰はとっておくか、燃えるゴミとして捨てるようにしてください。

直火で焚き火をしたら水をかけて消火しておく

キャンプ場によっては直火OKのところもありますが、燃え残りに注意しなければなりません。

出発する20分前には水をかけて完全に消火しておきます。

さらに、出発前に地面に手を当てて完全に冷えている事を確認しましょう。

もしこの時点でまだ地面が暖かいという場合は地面の中で燃え残っているということになります。

土を少し掘り起こし、再度水をかけて完璧に消火しておくようにしましょう。

地面は元通りにしておく

直火で焚き火をする際に石を積んでかまどを作っていたり、穴を掘ってしまっている場合はきちんと石を元に戻したり穴を埋めて元通りにしておきましょう。

灰の処理をする

灰の処理は、野営の場合地面に埋めてしまったり、灰が少なければ周辺に撒いてしまう方法があります。

ただしキャンプ場では灰を処分する場所が決まっている事が多いので、それぞれのキャンプ地に合わせた処理をしましょう。

消火用水が多く得られない場所の場合

焚き火の正しい処理の仕方とは?_3

消火用に水をかけるほど簡単に水が手に入らない場所の場合、出発の1時間前までには自然鎮火するようにしましょう。

かまどを作った場合はかまどを完全に崩してしまいましょう。

しっかりと燃えた跡の温度を下げる事で再燃する可能性をなくすことができます。

燃焼に必要なのは燃料・酸素・温度です。

そのうちの温度を完璧に失くせば再燃することもなく、安全です。

キャンプ場での焚き火の場合

焚き火の正しい処理の仕方とは?_4

前述した通り、キャンプ場によっては「消し炭置き場」や「灰置き場」が決まっているところがほとんどです。

消し炭は次に炭を利用する人の火おこしに再利用できます。

灰もきちんと指定された場所に廃棄して使った後よりもきれいにキャンプ場を利用することを心がけましょう。

焚き火の正しい処理の仕方とは?のまとめ

自分が利用した野営地やキャンプ場には感謝のみ残す、ということを心がけ、基本的なマナーを守って焚き火を楽しむようにしましょう。

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