この記事は
- キャンプで焚き火をやってみたい人
- 焚き火に興味がある人
に読んで頂きたいです。
スポンサーリンク
目次
焚き火初心者必見!焚き火の基本まとめ
【焚き火初心者必見!焚き火の基本まとめ】焚き火の場所
ひと昔まえまでは、空き地や公園で焚き火をしている人を普通に見かけましたが、今は許可なく焚き火をすると、通報されて消防車が来てしまうこともあります。
現在、安心して焚き火ができる場所は、
- キャンプ場
- バーベキューができる公園
- 河原・海辺
などが挙げられます。河原や海辺は、ちょっとした焚き火は容認されていますが、大規模な焚き火をする場合は、その場所の所有者に確認することをオススメします。
キャンプ場やデイキャンプ(日帰り)は、予約や料金など調べてから行きましょう。公園内のバーベキュー広場は比較的安価な場所が多く、無料で予約不要な場合もまれにあるので、オススメです。
また、直火OKか焚き火台必須なのかもポイントです。焚き火台を使ったキャンプ風の焚き火ももちろん楽しいですが、地面に石でカマドを作り、薪を組んでする直火の焚き火は、焚き火の醍醐味とも言えるので、ぜひ1回チャレンジしてみてください。
【焚き火初心者必見!焚き火の基本まとめ】 焚き火道具
単純に「木を燃やすだけ」と思われがちですが、意外とあると便利なグッズや、忘れがちな必需品もあります。
軍手
炎や熱からの保護・薪や小枝を触った時に、木のささくれからも手を守ってくれます。耐熱性や、厚手の革のタイプのものはよりオススメです。また、現代ではスマートフォンを触れるように、指なしタイプの手袋も人気です。
斧・ノコギリ
薪が大きすぎたり長すぎたりした際に、かなり重宝します。事前に薪を準備していれば不要ですが、キャンプ場で薪が準備してある場合や、森や林で拾った場合にもあるとかなり便利です。
チャッカマン
ライターでももちろんいいのですが、なかなか火が点かないと、かなり熱くなってしまうので、初心者にはチャッカマンをオススメします。ターボタイプだと、火が消えにくいのでさらにオススメ。
火バサミ
燃えて崩れた薪を組み直す時に必ず必要になります。うっかり忘れた時も、最近では100円均一でも売っているので、安価で手軽に手に入ります。
ランタン
火があるからいらないと思われがちですが、夕方くらいからは意外に真っ暗になるので、ないと大変不便です。火の勢いがある内はまだ明るいですが、安定した火になってくると、さらに暗くなるので、夜の焚き火には必須アイテムです。
【焚き火初心者必見!焚き火の基本まとめ】 薪選び・薪割り
「薪」の中にも、意外に種類や性質がたくさんありますが、大きく分けると「針葉樹」と「広葉樹」の2タイプです。
そして、初心者のやりがちな失敗としては、薪を拾う時に生木を選んでしまうこと。湿っていないか確認し、よく乾燥した、持った時に軽い木を選びましょう。
松ぼっくり・松の葉・木の皮
これらは着火剤になります。どれも燃えやすく、松ぼっくりは意外に長く燃え、松の葉は黄色い大きい炎を出します。
針葉樹(スギ・ヒノキ・マツ)
繊維の密度が低く空気がよく入るので、煙を上げてよく燃えますが、火持ちが悪いのが特徴です。最初に燃やすのがオススメ。
見分け方として、葉っぱが細くてトゲトゲしているものが多い。ヒノキは乾燥が早く、香りが良いことでも有名です。
広葉樹(カシ・クヌギ・ナラ・ケヤキなど)
身が詰まって密度が高く、硬くて火持ちが良いです。煙が少ないのも特徴で、中盤から燃やすのがオススメ。
広葉樹の葉っぱは丸くて薄い、平らなものが多いです。誰もが葉っぱと言ったら思い浮かべる、典型的なタイプのものです。
薪割り
キレイに等分しなくてもいいので、割れ目に沿って振りおろすのがポイントです。斧の重さを活かして、力を入れないのもポイント。
- 木の上に、薪を繊維が縦になるように置く。
コンクリートやレンガの上でやると、斧が壊れるので注意。 - 利き手と反対の手に滑らないゴム手袋などはめる。利き手は素手。
- 薪の中心よりも少し手前に狙いを定め、斧を振り下ろす。
※力を入れなくても、振り下ろすだけで斧の重みで割るようにできています。 - 割れ目が入ったらそこを狙ってもう一度振り下ろす。薪に刺さったらそのまま薪ごともう一度振りおろす。
- 薪が割れるまで繰り返す。
【焚き火初心者必見!焚き火の基本まとめ】 かまど作り
直火の場合の、石で作るかまどを作ります。熱を逃げにくく、防風性を上げてくれます。火が広がるのを防止する役割もあります。
大きさとしては、4人くらいで囲む場合は、直径30~40cmくらいを目安にすると使いやすいです。
- なるべく乾いた平らな場所を選ぶ。
- 大きくて座りのいい石を集め、少し間隔を開けて円を作るように置く。
シンプルですが、間隔を開けることで空気が入りやすくなり、燃えやすくなります。
【焚き火初心者必見!焚き火の基本まとめ】火起こし
- かまどの中央に、よく乾かした松や杉の葉を、ギュッと密着させて置く。
- その上に松ぼっくりや、細い小枝(ストローくらいの太さまで)を束にして乗せる。
- もう少し大きめの枝を斜めに立てかけ、密着させた葉に着火する。
- 火が広がったら少しずつ薪を足していき、大きいものもくべる。
【焚き火初心者必見!焚き火の基本まとめ】炎の燃え方
着火剤にした葉や木の皮、針葉樹などは、煙を出しながら黄色い炎を上げて大きく燃えます。勢いがあるので燃え尽きるのが早いのも特徴ですが、周囲が明るくなるくらい、炎の勢いがあり、温度も高いです。
反対に広葉樹は、薪のサイズにもよりますが長く燃えます。近づくと高温で暑いですが、炎と煙を出さずに、木を真っ赤にして静かに燃えるのが特徴です。
この状態を「熾火(おきび)」と言い、炎を出さないので夜は大変暗いです。
【焚き火初心者必見!焚き火の基本まとめ】焚き火の後始末
最後まで完全燃焼させるのが、焚き火のマナーです。見分け方としては、木が黒から白に変わったら、燃え尽きたと思っていいでしょう。
穴を掘って燃えカスを入れてから、上から水をかけ、完全に消えたのを確認してから土をかぶせればOKです。
上にかまどの石を載せて置くと、ここで焚き火したというのがわかるので、目印に置くのもマナーです。
※キャンプ場などでは、燃えカスの始末のルールが決まっているところもあるので、そちらに従いましょう。
コメント
コメントはありません。