この記事は
- 自然を大切にしながら焚き火を行いたい人
- スパッタシートの情報収集している人
に読んで頂きたいです。
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焚き火でスパッタシートを利用してアウトドアを快適に!
芝生の上で焚き火をすると、焚き火台などを利用して距離があっても芝生や地面にはダメージがあります。
キャンパーのマナーとして、キャンプ場や自然環境を壊したり傷めたりすることなくキャンプをしたいですよね。
今回は地面を保護しながら安全に焚き火ができるアイテム「スパッタシート」についてご紹介します。
【焚き火でスパッタシートを利用してアウトドアを快適に!】スパッタシートとは?
最近のキャンプ場では直火禁止の所が多く、焚き火台を利用して焚き火を楽しんでいるキャンパーも多いですよね。
しかし、いくら焚き火台を利用していたとしても地面にはダメージがあります。
火をつけている時間というのは長くなるので、その間ずっと地面も高温になってしまうのです。
すると、火が直接当たっていなくても芝や地面がこげてしまうことがあります。
岩場での使用は気にする事はないところですが、川原であったりコンクリートのある炊事場などでなければ、ほとんどが地面や芝の上での使用が多くなります。
整備されているキャンプ場などは芝もしっかりと手入れされているため、芝をこがしてしまったらまた植え替えたりなどの手間がかかってしまいます。
美しい芝や整備されている地面を美しいままで利用するのは、キャンパーとしてのマナーです。
そこで、焚き火台からの熱やはぜた火の粉から地面を守るためのスパッタシートの利用がおすすめです。
スパッタシートとは、元々は溶接などの火の粉などから地面を守ったり火の粉を吸着させて安全に作業できるようにするためのシートです。
地面への断熱・保護を考えて、現在ではキャンプ時の焚き火にスパッタシートを利用するキャンパーが年々増えてきています。
【焚き火でスパッタシートを利用してアウトドアを快適に!】焚き火台の下を保護する他の方法は?
焚き火台を利用するときに、他の方法でも地面を保護する事は出来るのでしょうか?
ステンレス板を焚き火台の下に置く
ホームセンターで大きめのステンレス板が販売されています。
ステンレスは熱伝導率が低いので地面へのダメージも少なく火の粉が落ちても大丈夫そうですが、折りたたむ事ができないので持ち運びも大変です。
繰り返し使用していくうちに熱で変形することもあり、使用に関しては便利とはいえません。
薪や丸太を焚き火台の下に敷き詰める
木でカバーされていれば地面への影響も無いように見えますが、1時間も経つと下に置いたほうの木も温められて燃え出してしまいます。
スノーピークの焚き火台ベースプレートを利用する
スノーピークの焚き火台には、火の粉を受ける為のベースプレートという鉄板のような焚き火台の下に設置するものが販売されています。
足をセットするので移動させる際には動かしやすく便利ですが、こちらも鉄製ですので長時間利用するとやはり熱くなり、地面に熱が伝わって焦げる可能性があります。
このように、やはり地面への熱をさまたげることは簡単にはいきません。
その点スパッタシートであれば布であるため折りたたんで持ち運びが出来ます。
何より普通の布とは違い、焚き火の温度の約1300度の熱でさえ燃えません。
溶接の火花を防ぐ能力がある分、スパッタシートは焚き火台の熱から地面を守るのに最適だといえます。
【焚き火でスパッタシートを利用してアウトドアを快適に!】おすすめスパッタシート
TRUSCOスパッタシートアルファー1号
TRUSCOはキャンプ用品ではなく、機械工具や作業現場用器具の専門卸売企業トラスコ中山のブランド名です。
そのため溶接作業現場などでも利用されており、瞬間耐熱温度は1500度なので本格的な保護が可能です。
ノンアスベスト・ノンセラミックなので人体にも安心して使用することが出来、焚き火台の下にひいて利用しているキャンパーも多い商品です。
耐炎繊維織物で、片面にシリコン加工がほどこしてあります。
シートのサイズは1号、2号と複数ありますが一番小さい1号の920×920mmでも十分に焚き火台の下を保護できるサイズです。
ハトメがあるため、風のある時は地面にペグなどで固定することができます。
TRUSCOスパッタシートゴールドα
同じくトラスコから販売されているスパッタシートで、ゴールド色となります。
こちらはシリカ繊維という、耐火温度の高い繊維で作られています。
シートサイズは820×920と、ほぼ変わりません。
ノンアスベストですが、シリカ繊維はガラス繊維であるため耐熱性は高いですが人によってはチクチクとした刺激を感じたり、手にチクチク感が残ってしまったりする場合があります。
Newwestスパッタシート カーボンフェルト1m×1m×2.8mm
カーボンフェルトは熱伝導率が圧倒的に低く、地面に熱を通しにくい性質があります。
さらにフェルト製なのでカット面がほつれにくく、縫い糸が燃えてしまうことがありません。
ノンアスベストで安心して使用できますし、火の粉や熱伝導によるコゲから地面を守ります。
JIS A1323 C種合格品ですので、厚さ3.2mmの鋼板を溶断する際に発生するほどの火花にも耐えられるという保証があり、かなりの安全性が保証されています。
焚き火でスパッタシートを利用してアウトドアを快適に!のまとめ
キャンパーたるもの、キャンプ場を来た時よりも美しく利用するのが最低限のマナーです。
焚き火台を利用するときはぜひスパッタシートも一緒に使って、安心安全に焚き火を楽しみましょう!
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