この記事は
- 焚き火初心者の人
- キャンプで子供に良いところを見せたい人
読んで頂きたいです。
スポンサーリンク
焚き火の上手な起こし方解説!キャンプで失敗しない焚き火をしよう!
焚き火をするとき、上手に火を起こせていますか?
煙ばかり出てしまったり、着火剤無しでは火がつけられないというのは大変ですよね。
焚き火を上手に起こすことが出来れば、焚き火がもっと楽しくなります!
今回は焚き火の上手な起こし方について詳しくご紹介します。
【焚き火の上手な起こし方解説!キャンプで失敗しない焚き火をしよう!】焚き火に必要な物
焚き火を楽しむために、基本的に揃えておきたいものは
- 焚き火台
- 革の手袋
- 火バサミ
- ライターまたはマッチなどの着火道具
- 薪
以上の5点です。
まず、キャンプをするときほとんどのキャンプ場は直火禁止で、直接地面の上で火をおこすことを禁止しています。
直火でもOKの場所もありますが、焚き火台を準備しておけば地面へダメージも与えにくいですし、枯芝に燃え移って火事になってしまうことも予防できます。
最近の焚き火台は高さが低く地面スレスレの高さしかない鉄製の受け皿のような焚き火台なども販売されていますが、ある程度の大きさの物があれば上に五徳やステンレス網を置いて調理やお湯を沸かすこともできますし、なによりみんなでゆったりチェアに座りながら焚き火を眺めるのは格別です。
それと必ず必要というわけではありませんが、安全や地面の保護のために焚き火台の下にひくスパッタシートがあれば万全です。
長時間の焚き火による地面や芝生へのコゲを防げる他、薪がはぜて火の粉が飛び、気付かない間に地面が燃えてしまうのも防いでくれます。
また、火バサミは様々な種類の物がありますが、100均で売っている火バサミは合わせもゆるく、すぐにきちんと掴めなくなってしまうこともあります。
持ち手が熱くなりにくい加工がされていたり木製のつかみになっているような炭や薪、焚き火専用の物を準備したほうが安全です。
革の手袋は少しお値段も高く「軍手でもいいんじゃないのか?」と避けられがちですが、薪を割ったり木を削ったり、焚き火に薪をくべたりと様々なキャンプシーンで活躍するのでぜひ1枚は準備しておいた方が無難です。
ライターやマッチに関しては最もポピュラーな着火道具ですが、なにより本格的な焚き火をしたい!という方はファイヤースターターという、いわゆる火打石のようなものをつかって火花を散らし火をつける方法もおすすめです。
コツさえつかめば簡単に火をつけることができ、より本格的な着火を楽しめます。
薪はキャンプ時に現地で調達する方法もありますが、たくさん落ちているかも分かりませんし、やはり事前に準備しておいた方が安心です。
キャンプ場で販売されている所もありますが、ホームセンターで購入する際は火持ちの良い広葉樹と火が付きやすい針葉樹の両種類を揃えておくのがおすすめです。
木の種類が記載されていない場合、店員さんに聞いてみましょう。
木の種類が分からない場合、樹皮が薄く手でめくれて、年輪がくっきりしているものは針葉樹、樹皮が固くゴツゴツしており、手ではがれにくく年輪がわかりずらいものは広葉樹になるので参考にして選んでください。
【焚き火の上手な起こし方解説!キャンプで失敗しない焚き火をしよう!】火種をさがす
まずは火種となる枯れ草や小枝、松ぼっくりなどを探しましょう。
杉の葉などもよく燃えます。
火種となるものから小さな炎をつけ、焚き火の炎をだんだん大きく育てていくので火種は肝心です。
燃え尽きてしまっては火が続かないので、多めに拾っておきましょう。
【焚き火の上手な起こし方解説!キャンプで失敗しない焚き火をしよう!】薪を集めるときの注意
木になっているものを折ったり切り落とすのはマナー違反です。
現地で薪を集めるときは、水分を含んでいるものに注意しましょう。
落ちている枝は折った時にパキッと音のするものであればしっかり乾燥しています。
折ってパキッと音がするのに雨で表面が濡れているものは、ナイフなどで表面をけずり、たくさんささくれのように削っておくと燃えやすくなります。
【焚き火の上手な起こし方解説!キャンプで失敗しない焚き火をしよう!】火種を組む
焚き火台にまず火種を組んでいきます。
一番下には火のつきやすい枯れ草を積み、その上によく乾燥している小枝を短く折ったものを並べて置きます。
松ぼっくりなどが落ちていたら、火持ちがいいのでその上に置きます。
太めの枝ばかりしかなかった場合は格子状に組んで、空気が通って火がつきやすいように工夫します。
火種を組むときは下からつけた火が上手に広がっていくよう、枯葉→小枝と組んでいきます。
火が燃える時には空気が必要ですから、空気が通るように考えながら積んでいくのがポイントです。
【焚き火の上手な起こし方解説!キャンプで失敗しない焚き火をしよう!】焚き火を育てる
焚き火を育てるのには、段取りが重要です。
しっかりと段取りを積み上げて焚き火を育てていきましょう。
- 火種の下の枯葉にマッチなどで火をつけます。上手に組めているとうまく火が広がり、小さな炎が上がります。
- 火がついたら燃えている火種を崩さないように気をつけながら、小枝よりも太い枝を置いていきます。
木をくべていく時は、安全の為革の手袋をしておきましょう。
枝を置く時に火種を崩してしまうと火の温度が下がり、火が消えてしまう原因になります。
火種を崩さないように上に枝を置いていき、しっかりと太い枝のほうにも火を移していきます。 - ここまで火がついたらいよいよ薪を投入していきます。
しかし、いきなり薪をそのまま入れるのは失敗の元です。
ナタやナイフを利用して、薪をある程度の細さに割ったものをはじめに入れます。
焚き火のつきはじめは燃えやすい杉などの針葉樹の薪を使用してください。
薪を木の板や切り株の上に薪の筋が縦になるように立て、上にナイフの刃先を当てます。
そのナイフの上に別の薪などを叩き当てて割っていきましょう。 - 細めに切った薪をくべながら、焚き火台の底の部分に薪が燃えて炭火になり、表面は白く中が赤く燃えているおき火の状態が出来上がったら大きな薪をたしていきます。
広葉樹の薪を入れるとじっくり燃えて火持ちがいいです。
料理をする場合は大きな炎が上がっている時よりも、おき火がたくさん出来上がってからのほうが最適です。 - 大きな薪がしっかり燃えるようになると火が安定します。
火が弱まってきたら薪をくべるようにしてください。
焚き火を囲んでゆったり過ごしましょう!
【焚き火の上手な起こし方解説!キャンプで失敗しない焚き火をしよう!】焚き火をする時に守っておくべきルール
焚き火が終わったら、消しツボに炭を入れたり燃えた薪を広げて火が消えていくようにします。
できるだけ薪が燃え尽きて灰になってしまうようにしてください。
キャンプ場によっては使用済みの炭や灰を集める場所が用意されている所もあるので、捨て場所がある場合はきちんと火を消してから指定された所に持って行きましょう。
用意されていない場合、残ってしまった炭はきちんと持ち帰って処分しましょう。
焚き火をするとき、必ずゴミなどは燃やさないようにしてください。
有害なガスが発生したり、生ゴミは燃え残ったりしてしまいます。
ルールを守って気持ちのよいキャンプができるようにしましょう。
焚き火の上手な起こし方解説!キャンプで失敗しない焚き火をしよう!のまとめ
焚き火の炎は人を和ませ、日頃のストレスも消し去ってくれます。
焚き火を囲んで仲間同士で楽しい時間を過ごしたり、一人でじっくり時間を過ごすのもキャンプの醍醐味です。
焚き火のおこし方をマスターして、より良いキャンプを過ごせるようにしてくださいね。
コメント
コメントはありません。