この記事は
- 焚き火に興味がある人
- 焚き火に使用するなたについて調べている人
に読んで頂きたいです。
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焚き火で大活躍するなた!使い方やおすすめなたを紹介!
焚き火での薪割りなどに大活躍するなたですが、刃物ですから安全に楽しくキャンプを楽しむためにもきちんと正しい使い方をする事が大事です。
今回はなたの使い方やおすすめのなたなど、なたについて詳しくご紹介します!
なたはどんな時に使う?
キャンプ場やホームセンターで薪を購入すると、大きくて太い薪のみが束ねてあります。
しかし、焚き火をするためには落ち葉や樹皮などの焚き付けと、割り箸~直径3cm程度の細い薪、直径4~6cmの中ぐらいの薪、直径6cm以上の太い薪と3種類の太さの薪が必要です。
そのため、自分で太い薪を割って焚き火の準備をする必要があります。
なたはもともと猟師や山林で働く人といった専門家が使っている道具でしたが、現在ではアウトドアブームもあり薪割りなど様々な用途で使用されることが多くなりました。
薪割りの他にも枝打ちや藪ばらいとしても使用できます。
樹皮を削ったりするときにも使用でき、焚き火にはかかせないアイテムともいえます。
なたの選び方とは?
なたには様々な形状やサイズの物があります。
薪割りに使用されるものは刃の部分が長方形のもので、腰なたと呼ばれます。
その他にも刃先がナイフのようにとがっているなたもあり、こちらは剣なたと呼ばれ狩猟で獲物を解体するときや藪ばらいなどで使用されます。
また、自分に合ったなたを選ぶ際に気をつけることが3つあります。
刃渡りの長さ
なたを藪ばらいで使用する時は長いものがおすすめですが、薪割りに活用するには20cm前後のなたがおすすめです。
なたの重さ
薪を割るのは斧を使うイメージですが、斧は両手で使う大型の道具で、大きく振り下ろして大型の薪を割るのに適しています。
なたは刃渡りが長く小型で片手で使用できるため簡単な薪割りに適しており、薪を細く割ったり樹皮を剥いだりする作業にはなたが使いやすく便利です。
なたは何度も地面に打ち付けて薪を割るためある程度の重さは必要ですが振り下ろしやすい事も大切です。
使う人の力によっても左右されますが、だいたい500g~1kg前後のものが薪割りにおすすめです。
柄の持ちやすさ
なたの柄の形も、メーカーによって変わってきます。
それぞれどこも持ちやすい形状を追求しており、材質・形状ともに工夫がなされています。
人それぞれ持ち具合も変わってくるので、できれば実際に持ってみて選ぶ事が大事です。
なたのお手入れ方法
洗剤で刃を洗う
包丁と同じように、なたも使用した跡は清潔にして乾燥させなければなりません。
洗剤で汚れを落とした後、乾いたタオルで拭いて水気をしっかり取ります。
定期的にお手入れすることでサビができるのを防ぎます。
保管は新聞紙に包んでから
湿気があるとサビがついてしまいます。
洗った後は新聞紙に包んで乾燥した場所に保管しておく事が大事です。
また、しばらく使用しない場合はサビ防止に刃物用油かサラダ油などの植物性オイルを薄く塗っておきましょう。
サラダ油はあまり長期間そのままにしておくとべたついてくるので、最低1年に1回は塗りなおしてお手入れするようにしましょう。
切れ味が悪いときは研ぎ石で研ぐ
なたの使用頻度にもよりますが、切れ味が悪いと感じたときには研ぎ石で刃を研ぐことが大事です。
なたを研ぐ前に5~6分ほど水に浸しておくことで研いだ時の熱で焼きが入り、もろくなってしまうのを防ぎます。
粒度240の中研ぎ用の砥石であれば包丁などにも利用でき、通常の研ぎならこれ1つでしっかりと研ぎあげることができます。
刃を奥側に向け、研ぎ石に対して45度ぐらいの角度で前後に動かします。
刃は薄くせず、断面が丸みを帯びるような形で研ぐように意識しましょう。
薪をなたで割る方法
土台を用意する
薪割りには、まず土台が必要です。
大きな木の切り株のイメージが強いですが、平らな薪を並べるだけでもOKです。
利き手でなたを持ち、反対側の手は革グローブや軍手を2枚重ねにして着けておきましょう。
利き手はなたがすべらないように必ず素手で持つようにしましょう。
薪を立ててなたを当てる
土台の上に割る薪を立てて置き、なたはそのまま上に当てるように添えます。
なたを別の薪で上から叩く
添えているなたを別の薪をハンマーのようにしてなたを叩いて割り入れます。
叩き入れることで刃の向きがコントロールしやすくなり、木目に沿って薪がきれいに割れます。
おすすめなた3選
花酔 サヤ付鉈(土佐)両刃 青鋼180mm
切れ味や使いやすさを追求した鉈で、初心者でも握りやすく滑りにくいのでおすすめです。
極上の青鋼を鍛え上げ、丁寧に水研ぎで仕上げられています。
容易に研ぎ直ししやすいので長く使えて便利です。
ほんまもん 本場土佐 火造り鉈 最高級腰ナタ両刃 白紙鋼 210mm
高知土佐で引き継がれてきた鍛造鍛冶の伝統を極めた本格使用のなたです。
鉈鍛冶が1丁ずつ丁寧に作り上げており、切れ味は抜群です。
ユニフレーム つるばみ鉈 684115
越後刃物の伝統技術を集結し、ひとつひとつ手作りされています。
柄の部分に天然の樫を採用しており、黒打ち仕上げのつるばみ鉈は「片刃はまぐり刃」仕様で抜群の切れ味を誇ります。
焚き火で大活躍するなた!使い方やおすすめなたを紹介!のまとめ
なたがひとつあるだけで焚き火の楽しみが何倍にも大きくなりますし、ワイルドキャンプ感も上がって気分も盛り上がります!
ぜひMYなたを持って、焚き火での薪割りにチャレンジしてみてくださいね。
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