この記事は
- DIY焚き火台を作りたい人
- 焚き火台をリーズナブルな価格で準備したい人
に読んで頂きたいです。
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目次
ペール缶を使った焚き火台の作り方
【ペール缶を使った焚き火台の作り方】焚き火台を持つ利点
昔は直火での焚き火が当たり前であり、場所も公園や道端などと結構ゆるく、自由度が高かったですが、最近ではキャンプ場や海辺でのちょっとした焚き火など、かなり限られてきている上に、直火が禁止な場所は大変多いです。
今では焚き火台は、焚き火やキャンプの必須アイテムとなりました。
オシャレで機能的な焚き火台も多く販売されていますが、ペール缶でも自作可能なので、興味のある方はぜひ作ってみてください。
新品のペール缶をネットで探すと500円~3000円代と、価格は幅広いですが、安いものを購入したり、知人から譲り受けたりすると、既製品の焚き火台よりはるかに安く作れ、また、大きいのでホイル焼きなど、直接火に投入する焚き火料理を作る時は、大変重宝します。
軽くて持ち運びも楽なのも特徴です。
【ペール缶を使った焚き火台の作り方】材料
- ペール缶(今回は20Lサイズを使用)×1
- アジャスターボルト×4
- 蝶番(小さいものがオススメ)×1
- ビス×4
【ペール缶を使った焚き火台の作り方】使用する道具
- ガムテープ(ビニールテープ可)
- 油性マーカー
- ドリル
- グラインダー
【ペール缶を使った焚き火台の作り方】作り方
- 洗う。(汚れていないときは不要)
※中古品は、中がオイルなど残っていることが多いです。 - フタを外す(簡単に外せるタイプがオススメ)
※しっかり止められているものは、ペンチなどで固定部分を引き上げる。 - 底にガムテープを四角形型に貼り、4点に油性マーカーで印を付ける
※均等の感覚で穴を開けます。 - マークにドリルで穴を開ける。ガムテープを剥がす。
- アジャスターボルトを4つの穴に挿し込み、ボルトをしっかり締め固定する
- ペール缶の下に長方形にガムテープを貼る。グラインダーでなぞり、長方形に切り抜く。
- 切り抜いた部分を蝶番とビスで止める。
- 缶の下部と真ん中辺りに、500円くらいの空気穴をいくつか開け、完成。
外したフタは不要です。6で開けた所は、火入れ口兼炭掻きの穴になります。
ペール缶の塗装はワイヤーブラシで剥がせますが、焚き火をしている内に剥がれて勝手に無くなるので、さほど気にしなくても大丈夫です。
ペール缶は丸みをおびていますが、蝶番は真っ直ぐなので、小さいものが取り付けやすいです。
耐熱ラッカーで好きな色にカスタマイズするのもオススメです。
【ペール缶を使った焚き火台の作り方 】ペール缶焚き火台の特徴
上からも、下の火入れ口からも薪を足せ、空気の通りもいいので大きい薪でもよく燃えます。
アジャスターボルトで高さを出しているので、地面に熱やダメージを与える心配もありません。
直火よりも早く、キレイに完全燃焼することができるので、薪はほぼ灰になり、煙も匂いも少ないです。
最近ではなんと、ペール缶の焚き火台に適したBBQセット「バーベ缶」というものがネットで販売されており、1分で簡単にバーベキューグリルが組み立てられるという便利グッズで、ペール缶にぴったり収まりオススメです。
フタも付いているのでイスにもなり、5色から選べスタイリッシュで大変便利ですが、お値段が3万円と、結構いいお値段です。
また、ペール缶とバーベ缶を掛け合わせたような「BBQpod」というものも人気があり、これ1つで
- 炭火BBQ
- スモーカー
- オーブン
- 火起こし機
- 火消し壺
として使用できる優れもので、お値段は1万円ほどです。1~2人のBBQに適しているお手軽サイズなので、コチラもオススメです。
応用編 ペール缶で作るロケットストーブ
ペール缶を2つ使用し、煙突を組み合わせることで、
- ストーブ
- アウトドアクッキング
- 焼却炉
など使い方が多種多様なロケットストーブを作れます。省エネ・経済的で、エコストーブとも言われており、燃料は小枝でOKという、優秀なアウトドアグッズです。
焚き火台を作るよりも、難易度が少し上がります。
【ペール缶で作るロケットストーブ】材料
- ペール缶(20L)×2
- ステンレス煙突半直筒×1
- ステンレス煙突T曲り×1
- ステンレス煙突エビ曲り×1
- パーライト(18L)×2
- ボルト×4
- ナット×4
【ペール缶で作るロケットストーブ】使用する道具
- 油性マーカー
- ドリル
- グラインダー
【ペール缶で作るロケットストーブ】作り方
- ペール缶の下の方に、煙突を通す穴をマーカーで描く
- グラインダーでマーカーの円の中に切り込みを入れる
※ピザを8等分したような切り込みが理想です。細かいとよりキレイな丸になります。 - 切り込みを内側に折り曲げる。
- 折り曲げてできた穴に、エビ曲りの煙突をはめこむ。
※折り曲げたギザギザで手を切らないように注意。軍手をした方がいいです。
煙突と穴の隙間が気になる場合は、アルミテープで止めるか、アルミホイルを隙間に埋めてください。 - T曲りの煙突を、エビ曲りの煙突(ペール缶外の方)に接続する
※もし大きさが同じでうまく入らない時は、T曲りの接合部に切れ目を入れてねじ込みます。 - エビ曲りの煙突(ペール缶内の方)に、半直筒の煙突を接続する
- ペール缶内部にパーライト1袋(18L)を充填する
※パーライトが断熱材となります。粉末が巻き上がるので注意してください。マスクをし、屋外で行う方がいいです。 - もう1つのペール缶の底をグラインダーで切断する。
※広範囲に火花が散るので、防護メガネをしてください。 - 7のペール缶に重ね、下のペール缶の上部4ヶ所にドリルで穴を開け、ボルトとナットで固定する
- 上のペール缶にもパーライト1袋を充填し、8の中央にも1~3と同じ要領で穴を開け、上からはめ込みフタをして完成。
※切り込みを折り曲げる際、ペンチを使うと安全です。
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